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Sotoasobi Report~毎日がパラダイス

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燕岳 アルプスの女王は優しかった

8月27~28日、北アルプスデビューの奥様の希望で「燕岳」に行ってきました。
泊まってよかった山小屋No.1にも選ばれた燕山荘にお泊りです。
昨年、中央アルプス木曽駒ヶ岳でアルプスデビューを果たしたものの、ロープウェイで
2600mまで一気に上がった時とは違い、標高差1300mを自力で登る燕岳は不安でいっぱい。
いっぱいトレーニングしてきたから大丈夫だと言いながらのスタートでした。
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中房温泉登山口からのスタート

登山口では登山者がたくさんおられ、その中のお一方が奥様に声をかけてくれました。
初めてなので不安がっているのを見かねたのでしょう、「足を出していれば行けるわよ
と優しく言ってくださいました。

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この日は地元の中学生の学校登山があって、160名の子供たちが登っていました。
これがなかなか大変で、抜くに抜かれず思いのほか時間がかかってしまう羽目に。
第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチと全て占領されていて座って休憩ができません
抜いたと思って休憩をしようとしても、後ろから集団がわんさか登ってくるので休むに休めません。
これは、初めて燕岳を登る奥様にとってはちょっと気の毒だったかも…
まあ、子供たちもあれだけ大勢いたら各々が大変でしょうから… お互い様ですね。

そうそう、この学校登山のガイドをやっていたのが偶然にも私の職場の元後輩でした。
生徒達を抜かせてもらう時に、先頭のガイドさんが「〇〇さんじゃないですか」と声をかけられ
ビックリして振り返ったらその後輩君でした。
現在は職場を離れ、燕山荘でスタッフとして働きながらこうやってガイド業をしているとか。
世の中はつくづく狭いなぁ~と実感しました。
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これを見たら元気が出る

そんなこともあり、合戦小屋に着いたのは登りだしてから4時間後でした。
ここへきたら、お決まりのの時間です。
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勢い良くがっつきました  小屋のスタッフさんもいい感じ

小屋の人に「ここから燕山荘までは1時間から1時間半ですよ~」とまた励まされる奥様。
色んな人に声をかけてもらえてよかったね。 (というか、よほど心配に見えるのでしょう)
合戦小屋から30分、合戦沢ノ頭に着きました。 ここはお天気が良ければ、槍ヶ岳を望めるのです。
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大好きな立ち枯れの樹    槍ヶ岳が見えました     燕岳も見えています

アオゾラが広がっていましたが、槍方面はガスの中でした。 
それが、なんということでしょう、ガスが切れ槍がその姿を見せてくれました。
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綿毛になったチングルマ  燕山荘が見えてきました

見えてからが結構遠いのです。 それを見た奥様、「まだあんなに登るんだ」とポツリ。
トレーニングしてきたとはいえ、2400mを超えると高山病の症状が…
こればっかりは鍛えるわけにもいかず、休憩が多くなります。
私も、山登りを始めた20数年前にいきなり槍ヶ岳に連れて行かれ、殺生小屋手前で強烈な高山病に襲われた経験があります。
奥様の症状を見て、それが高山病だと容易にわかりました。
よくある症状としては、すぐに息が上がる・頭痛がする・足が出ない・吐き気がする・強い眠気がさす等々
いろいろあるのですが、足が出ないのと眠気が見られました。
それでも歩みを止めなかったのは根性あるなと感心しました(手間味噌でスミマセン)

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とうとう稜線に出ました     燕山荘がお出迎え~ 
ヘロヘロになりながらもここまでよく頑張って登った奥様、燕岳登頂は明日に持ち越して燕山荘が本日のゴール。
燕山荘周辺は気温が低く、半袖でいたらゾクゾクするほどでした。
山荘周辺をウロウロしていたら、奥様の高度順化もようやくできたみたいで血色が良くなってきました。
そうなれば、これまたお決まりのでしょ。
ここ燕山荘は、泊まって良かった山小屋No.1にも輝いた有名な山小屋だそうです。
スタッフの方がさりげないスマートな応対、ケーキやお土産の多さ等々なるほど納得です。
夕食は19:30と遅めの案内でした。 中学生達もここで夕食なので、一般客はそのあとで。
普通18時ごろの夕食が多いのですが、遅めの夕食もいいものです。 と一緒ってのもなかなか。
食べ終わる頃には気持ちよくなって寝るのにはちょうど良い時間です。
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オーナーさんがアルプホルンを奏でてくださいました
登山客は皆さん笑顔です。 最高の夜になりました。

翌28日、4:00に窓から見えたのは薄ら明るい空の色でした。
予報通り晴れそうです。 こんな良いお天気の日に山頂付近にいられることの幸せ。
山に来て良かったと思える時間です。 もちろんな日もありますが…
それも含めて全部が山なのです。 ならばの日は心から感謝してご来光を見届けましょう。
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富士山、南アルプス、八ヶ岳がクッキリ    ご来光、綺麗です
雲海の中から顔を出してくれました。小屋にいたほとんどの人が外に出てご来光を見ていたと思います。
そんな時、「〇〇さん)と女性の声が。 今度はだれ?と思いつつ振り返ると…
先月常念岳にご一緒させていただいたKさんでした。 過去にこういったことは何度もありますが
何度あっても嬉しいものです。 こんな嬉しい出会いをさせてくれる山にホントに感謝ですね
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朝食中、バタバタとヘリが飛んできました。 荷揚げの日だったみたいで何度も往復していました。
ヘリは荷物を降ろして降下する時が面白いです。 ホントに落ちていくように降下していきます。

さて朝ごはんもいただいたし、燕岳登頂といきましょう。
その前にここに来た目的といえば、奥様の「あのTシャツが欲しい」という一言からでした。
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あのTシャツとはこのTシャツのことです

背中に燕の一文字、昨年木曽駒ヶ岳で見た燕山荘オリジナルTシャツでした。
燕山荘に登ってこなければ手に入らない貴重なものです。
嬉しげに2人してTシャツに着替えて写真を撮っていただきました

本題に戻りましょう。
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イルカ岩     メガネ岩    この景色がたまらない   山頂に着きました

多少雲はありましたが、終始お天気に恵まれ殆どのものを見ることができました。
北アルプスデビューの奥様にはすこし贅沢すぎるぐらいです。 
欲を言えば、雷鳥が見られなかったことが心残りですが… これはまた次回のお楽しみということで。

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下山途中、ナナカマドが少し色づいていました。 山はそろそろ秋に向かっていますよ

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