OZのその後
尿石症(尿結晶)の兆候が見られてからほぼ1ヶ月。 再度尿検査を受けた。
診断の結果、pH値は下がっていないものの結晶は見られないとのこと。
療法食のおかげで着実に改善されてる。
一般的に血尿などが見られ、慌てて病院に駆け込む例が多いとか。
OZの場合、いち早く異変に気づいたSD♂の一言がなかったらと思うとぞっとする。
まだ、安心はできないけど更に療法食を食べてもらって早く元通りに戻って欲しいな。
本犬はいたって普通に過ごしている
ワンコが言葉を発したらどんなにありがたいことだろう。
が、しかし… 「腹減ったョ、早くご飯にしようよ~」「かあちゃん、お散歩行こうぜ!
」「またオイラ達を放って置いてお仕事かい? つまんね~よ
」とか文句ばっかり言ってたりして
獣医さんちのナミちゃん(黒ラブ♀16歳 顔がEmmaそっくり)はSD♂と仲が良い。16歳だから多少足腰は弱っているけどスタッフの方が私達が診察室に入るとわざわざ呼んできてくれる。
ナミちゃんの顔とEmmaの顔が瓜二つで、師匠と弟子と呼ばれていたけど最近はナミちゃんが師匠でSD♂が弟子のような…
診察していただいている間中、ずうっとSD♂がナデナデ。ナミちゃんは気持ち良さそうに横たわっている。
ナミちゃんが「SD♂さんよ、もうちょっと首筋もさすっておくれ ああ、そこそこ…あんたは孫の手のような人じゃ、ありがたや、ありがたや」と言ってるようだった。
そして検査と耳掃除の間の先生や奥様との会話。
奥様 「ナミの16歳って人間に例えると…いや実は換算表から消えてるんですね~」
私 「100歳は優に超えてるって感じですか?」
奥様 「そうでしょうね… OZ君の4歳は32歳、Emmaちゃんは28歳ですね」
といってわざわざ換算表のコピーを下さった。
SD♂ 「ん~、微妙な年齢ですね…」私が抱いてたOZを見つつ
「仕事に少し疲れて、転職をちょっと考えている中堅どころのサラリーマンってとこですね」
皆さん「ギャハハハハ」
SD♂ 「Emmaの3歳は28歳ですか… 行き遅れたお局さんですね」
皆さん「ギャハハハハ」
私 「んじゃぁ今、私は32歳の疲れたサラリーマンを抱いてるの?」
皆さん「・・・・]」
笑いすぎて言葉が出てこない様子。
診察室の中は、ほんの些細な話題から尾びれ背びれが付いて爆笑の渦。
私は思った。ワンコを人間に例えるのはやめよう。言葉を発しなくてもいい。人間に例えた年齢なんて恐過ぎる~